点の釣りと線の釣り。マイクロジギングで狙う、ロックフィッシュ。

ハタやカサゴ系の魚は、一般的に根魚やロックフィッシュと呼ばれます。マダイや青物と並んで、マイクロジギングの三大ターゲットと呼べるほど、ポピュラーなものですが、実は魚種によって生息域や釣り方がちがったります。

今回は、マイクロフリップでのロックフィッシュの釣り方についてご紹介します。

荒い岩場にいるアカハタやキジハタは、真下に落とす点の釣りで

image1

主に、荒い岩礁周りにいるアカハタやキジハタ、カサゴなどはルアーを真下に落とし、ボトムパンピングをしたり、リールを5回ほど巻いて落とす。という具合に、底付近に集中したアプローチが基本となります。

このような荒い根に依存したハタ、カサゴ類は、釣り上げるとカニなどの甲殻類を吐き出すことが多いものです。

根掛かりが多いので、キャストも控えめに。底取りがわかりやすく、着底即巻きが可能な、タイラバ用のベイトタックルも利点があります。また、根ズレ防止のために、フロロカーボンのリーダーを長めにとるのがいいと思います。

このタイプの魚は、ルアーを真下に落とす点の釣りのイメージになります。

回遊性の強いオオモンハタなどは、キャストして横の釣りが基本

image6
一方、同じハタ類でも、砂地に岩場が点在していたり、ゆるい駆け上がりになっていたりするところでよく釣れるハタもいます。最近、注目されているオオモンハタがその代表ですが、キジハタにも回遊性のものがいるようです。

これらは、根にはりついているというロックフィッシュの一般的なイメージとちがって、かなり泳ぎ回り、餌の捕食も「ちょっと上」を意識しているようです。時に、底を15mも切った中層で釣れてくることもあります。

そのため、『キャストして、横に追わせて狙う釣り方』が非常に効果的です。

ロングキャストしたら、フェザリングで着底を確認。底が取れたら、底付近をストレートに長くリトリーブし、再度着底させることを繰り返します。ラインの角度を横に保つ事が釣果UPの秘訣です。これは釣り方・ポイントとも、ちょうどマダイと重なります。

マイボートなどでは、片舷で釣るドテラ流しで、ラインを横に長く出して引いてくる釣り方も効果的でしょう。こういう魚たちは大抵口から大量の小魚を吐き出しています。

タックルは、投げやすいスピニングタックルが基本。フロロカーボンリーダーを短めにセットします。

マイクロフリップのカラーセレクト

image17 image12

マイクロフリップのカラーセレクトについて、よくご質問をいただくのですが、一般的なセオリーとしては、甲殻類を意識した魚にはレッドゴールド、小魚を意識したターゲットにはシルバーメッキ、ゴールドメッキとなります。

それぞれ、吐きだしたベイトの写真を掲載しておきますので、ご参考まで。ベイトのサイズやカラーなど、まさしくマッチ・ザ・ベイトと呼べる写真で、基本のセオリーにはそれなりの説得力があることがおわかりいただけるかと思います。

ただし、こうしたセオリーは絶対のものではなく、海況や季節によっても変化します。

マイクロフリップで釣れたロックフィッシュギャラリー

現在、マイクロフリップで釣れたロックフィッシュは12種(ベラ科やフエダイ科まで加えると、もっと増えますが)。ボートゲームに限らず、磯や堤防など全国のさまざまなフィールドに、御当地ロックフィッシュが生息しています。

まだまだ未開拓ですが、北の海の大型のソイ類や、アイナメ科の魚、南の海ではスジアラ、バラハタを始めとする大型のハタ類も、大いに期待できます。入門としては、今回紹介したアカハタ、カサゴ、オオモンハタ、キジハタなどがポピュラーで釣りやすいでしょう。

最後にひとつだけお願いさせていただきたいのは、どうかあまり釣りすぎないでください、ということです。一般に根魚は成長が遅く、放流もあまりされていないので。

そこにいさえすれば、いつでも相手をしてくれる魚たちですので、家族で食べきれる分だけ釣れたら、あとはほかのターゲットに切り替えるなど、ゆとりのある釣りをしたいものです。